(はなまきぼうくうかんししょうちょうおんごうあと)
太平洋戦争中に米軍機の来襲を感知するために建てられたもので、
現存例が全国でも少ない戦争遺跡です。
直径3.5m、高さ3.17m、内部の深さは約2mの円筒形の煉瓦積みの施設です。
1班5人編成で1人が中に入り飛行機の爆音を聞き分け、別の1人が双眼鏡で監視し、
管理棟から陸軍部隊に電話で報告していたそうです。
以前から地域の有志の方々が保存活動に取り組んでおられました。
恒久平和を願い、次世代に戦争の惨禍を語り継ぐため、周辺の整備、案内板の設置を行い、
先般、披露式も開催されました。